卒論・修論を書くにあたって最も重要なこと
気付きました。
最も重要なこと、それは、クオリティコントロールです。
自分の能力以上の高いレベルを目指すと絶対に書けません(自明)。
これができないと、「ちゃんとした論文書かなきゃ…→納得のいく構想が立たず筆が進まない→時間がなくなる→結局いろいろなものを諦める」、というパターンに陥ります。
卒業したいのなら自分の能力のなさを認めましょう。そして能力超過の部分は潔く諦めましょう。
100%の出来だとしても期限に間に合わなかったら0%です。60%とか80%とかでよいので期限までに出せるクオリティを見極めましょう。
もっとも、自分の能力を客観的に見極め何が自分の100%なのかを知り、どのようなクオリティが満たされていれば論文としての体を満たすのかを設定すること、言い換えれば自分がこれから取り組む問題の条件や変数を正しく定義すること、これが一番難しいんですけどね。
実際に行なう作業自体が簡単だとしても、その作業を定義するのが難しいのだと思います。
ただ、まず問題を定義しようというマインドでいることによって、少しは状況が改善するとは思います。
卒論や修論はその訓練だと思えれば。たぶんこれは社会人になっても最も重要な能力です。
(ちなみに鋭意執筆中の私の修論については、書き上がる目処は立っているので大丈夫です。)