教育社会学の研究でよく参考にする資料など
思いついたときに足していきます。
論文検索
論文検索は以下のサービスを用いることが多いです(多分)。
- CiNii(読み方は「サイニィ」。「シーニー」ではない。)
- 結構いろんな学会とかの論文がタダで読める。読めないのもある。
- ただここに登録されている文献は本当に有象無象で、査読論文だけでなく大学紀要や週刊誌の記事もあったりするので注意。
- 読めないときは、後述のJ-StageとかGoogle Scholarとかで検索すると見つかることもある。
- 自分の所属する大学がCiNiiと契約している場合、有料の文献でも読めることがある。東京大学なら、大学内の回線からCiNiiにアクセスするか、大学外からなら「SSL-VPN Gateway サービス」を経由して大学内の回線越しにCiNiiにアクセスすることで有料論文が読める。
- あるいは「サイトライセンス個人ID」を取得すると大学外からでも有料文献にアクセスできるようになる。ただこのIDの取得は大学内の回線から行う必要がある。
- 詳しくは:CiNii - CiNii Articles ヘルプ - サイトライセンス個人IDでのご利用
- そのIDの登録ページ
- J-Stage
- ここは基本的に学会の学会誌しか乗せてないので(たぶん)、余計な文献が引っかかりにくい。
- CiNiiにない学会もあったりする。
- Google Scholar
- CiNiiとかJ-Stageとか、大学ごとのレポジトリにある文献まで何でもいっぺんに検索できる。書籍も登録されてる。
- 便利っちゃ便利だけどCiNiiより有象無象な感じで、むしろ探しにくいかも。
- 巨人の方の上に立つ
論文の種類
論文にも種類があって、普通の論文の他に「レビュー論文」という論文がある。これは特に新しい知見を示すと言うよりは、それまでのその研究文脈をまとめた論文。 進路指導研究の動向と課題 とか、そういうタイトルの論文。まずレビュー論文を探して、その引用文献を全部読んでみると多分その辺の話がわかるんだと思います。
よく当たる文献
文部科学省
- 学校基本調査
- 中央教育審議会
学会誌
Benesse
NHK放送文化研究所
TIMSS
現時点での最新版は2011年版。数学と理科それぞれについてPDFでまとまっている。以下は数学。 TIMSS 2011 International Results in Mathematics
いわゆる「数学を勉強することが楽しいと思う」みたいな質問に関する評価は以下の設問で尋ねられている(TIMSS 2011: 333)。
- I enjoy learning mathematics
- I wish I did not have to study mathematics
- Mathematics is boring
- I learn many interesting things in mathematics
- I like mathematics